With Pierce (個展)その2

BG-HowareyouPierce.jpg
これはドライポイントという技法で作成した、"How are you, Pierce"
話しかけるといつも、ピアスは笑顔だったなあ、と思いながら作った作品です。

BG-FeelthebreezePierce.jpg
アラスカで初めて木版で作った版画、"Feel the breeze Pierce" です。
最初の一年は、リノリウムという床材の一種でゴム版を少し堅くしたものを使っていました。
木に比べて柔らかく、彫りやすいというのが利点ですが、
日本で木版画から版画に入った私にとっては、木版画をしたい、という気持ちが大きくなり、
日本に帰省した時に、世界堂でシナ材で出来た版木を買って、作った作品です。

インクを何も載せていない、ワタスゲの白い穂は、後ろから光を当てると輝いて見えるので、
額に奥行きを持たせて、後ろから蛍光灯で光をあてています。
この版画の前にはサイン帳を置きました。沢山の人からの暖かいメッセージを頂きました。

BG-MoonlitWalk.jpg
3学期目の版画のクラスは先生が変わって、最初の課題が白樺の合板を使った木版画制作でした。
その時に作った作品がこの、Moonlit Walk です。
小学校から使っていた彫刻刀は、リノリウム版やシナ材の版木を彫るのには十分でしたが、
白樺の版木になったとたんに、思うように彫ることが難しくなったのを覚えています。

BG-WhatsthatPierce.jpg
シナ材の版木で制作した"What's that Pierce" です。
オーロラの見える街で有名なフェアバンクスなだけあって、この作品の複製がは一番人気で、
沢山の方に買ってもらえてます。

この後日本に帰省した時に、地元新潟の燕三条市の高価な彫刻刀セットを父からプレゼントしてもらいました。
もう5年経ちますが、今でも大活躍してくれています。いい道具は、一生物ですね。
そしてその後、母が山登り旅行で一緒になった方から、沢山の彫刻刀を譲って頂きました。
人との繋がりと、周りの応援なしでは、今まで版画を続けて来られなかったとつくづく感じます。

With Pierce (個展)

BG−FeelthebreezeStatement
フェアバンクスにあるギャラリーの中で一番大きなスペースを提供してくれるBear Galleryで、9月に個展をしました。
個展のテーマは、With Pierce
テーマを決める時に、何日も考えて、色々と案を考えて出したのですが、一番しっくり来たのがこれでした。
よくよく考えてみたら、このブログと同じで、しっくりと来た理由が分かりました。

ArtistStatement-BG
この個展では、Artist Statement というアーティストがこの展示会で伝えたいものの要約、を書くように言われました。
もちろん英語なので、これを書き始めてから完成させるまでも、かなりの時間を要しました。
こちらに住んで15年経ちますが、なかなか文章を書く力は上達せず、ちゃんと気持ちが伝わるか心配でしたが、
個展で作品を買ってくれた人の多くがこのArtist Statementのコピーも一緒に欲しい、と、言ってくれたそうです。

BG-SmilePierce.jpg
Smile, Pierce
ドライポイントという技法で刷った作品です。
Artist Statementにも書いてあるのですが、この作品を完成させた翌日に、ピアスは天国へ行きました。

Dog-wood
Dog-wood
リノリウム版一版多色刷りの版画です。ピアスがいなくなった後に最初に作った作品です。
この展示会のために(自分用を除いて)一枚だけずっとって置いた最後の一枚も、新しいオーナーさんへ旅立ちました。

これから何作品かずつ、個展に展示した作品をこのブログに載せて行きたいと思います。

Where Pierce Belongs (ピアスの居場所)

PulsatillaPierce-062716.jpg

フェアバンクスのBear Galleryでの展示会まで、あと僅か2ヶ月となってしまいました。
展示会が出来る事が決定したのは1年以上前なのですが、
あっという間に時間が経ってしまいました。
これは今日完成したばかりの、2版多色刷り(16色)木版画です。

毎年春になると、ワイルドクロッカスが咲き誇る川岸へ行きます。
舗装道路から10キロ近く離れた知る人ぞ知るポイントで、
運がいい時は車で行けるのですが、道路に残る雪の状態によっては2時間ちょっと歩いて行かなければ行けない場所です。

版画制作以外の予定がかなり入ってしまって、制作に予定していた2週間を大幅に越え、
下絵を書き始めてから、なんと、2ヶ月近くもかかってしまいました。

残り2ヶ月、少なくとも新作を4作品は作れたら、と、思っています。

2015年いいこの日

110515Pierce01.jpg
11月5日はピアスの命日、いいこの日、です。
ピアスがいなくなって5年が経ちました。

110515Pierce02.jpg
もう5年も経ってしまったんだな、と、時の流れの早さを感じます。
今年の春からセブンが我が家に来て、4年ぶりの犬との生活がスタートして、
犬のいる生活はいいなあ、と、毎日散歩に出かける度に思っています。

110515Pierce03.jpg
来年の9月に、フェアバンクスのアートギャラリーの中で一番大きな展示スペースがあるBear Galleryというところで、
個展を開けることになりました。
来年の9月1日でアラスカに住んで丸15年になります。
ピアスとの思い出をテーマにした展示をして、本にもまとめたいと思っているので、
あと10ヶ月、がんばって沢山版画を作りたいと思っています。

flower watchdog Arnica (お花の番犬*ウサギギク)

072515flowerwatchdogArnica-c.jpg
ピアスの茶色の部分を載せて完成した、お花の番犬シリーズ、第三弾の”flower watchdog Arnica”です。
Arnicaはキク科ウサギギク属の黄色い花びらの可愛いお花です。
お花の番をしているピアスが居眠りしてしまっています。
すぐ隣のArnicaのお花が、そんなピアスを覗き込むように見ています。

061415Seven01.jpg
好きなお花の数だけ番犬シリーズを作る予定です。
次のお花の番犬シリーズは、セブンをモデルに作ろうと思っています。
Profile

dogwood studio

Author:dogwood studio
2001年9月からアラスカ、フェアバンクスに住み始めました。アラスカ大学で野生生物学を学び、フィールドワークやネイチャーガイドをしていましたが、今はもっぱら版画制作と写真撮影と自然の恵みを得ることに没頭しています。絵本を作るのが夢です。

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