北極ツンドラ 平原

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アラスカの北極海沿岸には、Arctic Coastal Plain(北極沿岸平原)と呼ばれる、
果てしなく広く平らなツンドラ地帯が広がっています。
トップの写真はバローに行く飛行機から撮った写真です。
英語ではPolygon(多角形)と呼ばれる地形ですが、これは地下に永久凍土のある極地平原などに見られる地形で、
凍土の凍結、融解の繰り返しで形成される地形です。
シロフクロウはポリゴンが形成されているような極地平原で巣作りをし、子育てをします。

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真っ平らに見える平原ですが、歩いて見ると水たまりがあったり、小丘があったり結構ぼこぼこしています。
白フクロウが巣を作るのは、小高くなっている小丘の上です。
今年は白フクロウの餌のレミングが少なく、シロフクロウが繁殖していないこともあって、
例年に比べてシロフクロウの数自体少ないとのこと。
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でも、大体毎日、遠くの小丘にぽつんと見える白い点のフクロウを見ることができました。
白い点フクロウ、分かりますか?

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バローに到着して数日、最高気温5度、海からの冷たい強風、そして冷たい雨の中の作業が続きました。
私の手伝った作業は、天気の悪いときのシロフクロウの行動観察と、
シロフクロウの餌のレミングの個体数調査です。
例年シロフクロウが巣作りをしている場所に毎日のように行きます。
調査時間7時間のうち、2時間ちょっとは四輪バギーでの移動、残りは長靴で歩いての移動です。

072813Nunavuk-b.jpg
四輪バギーで、公道を時速50キロで走ることもあれば、
バギーを運転している私の長靴ギリギリまで水位のあるような所を渡ることも。
大きな水たまりの出来ているぼこぼこ道を、蛇行しながらクネクネといったり、
ドロドロの道を、はまるんじゃないかと心配しながら走ったりと、
バギーでの走行は私にとって一番のアドベンチャーでした。

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dogwood studio

Author:dogwood studio
2001年9月からアラスカ、フェアバンクスに住み始めました。アラスカ大学で野生生物学を学び、フィールドワークやネイチャーガイドをしていましたが、今はもっぱら版画制作と写真撮影と自然の恵みを得ることに没頭しています。絵本を作るのが夢です。

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